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    2020.11.20~28 古橋荘101号室

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    絵画を額に入れて飾ること。

    風が路地を通る音を聴く。

     

    押入れに打ち付けられた木を、入居者の私は見た。

    中に何があるのだろう。そのまま3年間。

     

    波をみる目。

    波の先に誰かいる?

     

    2020年は霧の中の様な1年だ。

    出会いの握手を交わす事も、別れ際に「またね。」と握手をする事もなくなった。

    そして、住所兼アトリエの古橋荘は、十条駅前再開発により取り壊されることになった。11月末には立ち退きになる。

     

    未来のことは何も分からない。

    でも、今飲んでいるアイスティーはめちゃくちゃ旨い。

     

     

  • 2020年、出会いの握手を交わす事も、別れ際に「またね。」と握手をする事もなくなった。

    色んな事が想定外で、思い通りには動けない。それは私にとっても世界にとっても同じ事のようだ。

    二年間暮らした住居兼アトリエの古橋荘は、十条駅前再開発により取り壊されることになった。11

    月末を過ぎたら私たちa&bは家を失い、一体どうなってしまうのだろう。

     

    本展では取り壊しが決定しているアトリエ兼住宅である古橋荘101号室で、絵画を中心とした実験的なインスタレーションを行った。